画像の補正

写真は少しでも綺麗にありたい。
しかし、こと、船の写真はなかなか難しい。
これは、写真の被写体としてマイナーな分野であることにも起因している。
特に、ラボで大量処理される場合、極めて不本意な場合も多い。
フィルムスキャナーで処理すると、これほど綺麗に写っていたのかと感心することも多い。
これは、RBGで表される光の3原色のバランスが正しく再現されていない為でもあるのだ。

画像全体の明るさ、コントラスト、カラーバランス(赤、緑、青)は、大体のソフトで調整できる。
以下、各モードを、− 〜 0 〜 +、としたものである。

明るさ
DSC_4524l0 DSC_4524l1 Dcim0612/Dsc_4524. DSC_4524l2 DSC_4524l3

コントラスト
DSC_4524c0 DSC_4524c1 Dcim0612/Dsc_4524. DSC_4524c2 DSC_4524c3


DSC_4524r0 DSC_4524r1 Dcim0612/Dsc_4524. DSC_4524r2 DSC_4524r3


DSC_4524g0 DSC_4524g1 Dcim0612/Dsc_4524. DSC_4524g2 DSC_4524g3


DSC_4524b0 DSC_4524b1 Dcim0612/Dsc_4524. DSC_4524b2 DSC_4524b3

ここに一つの実例をお見せしよう。
10月の天気のよい日に順光の条件で撮影したものに対して、RBG各色、1段+(プラス)、−(マイナス)のガンマ値の補正をしてみた。
どの方向が好みかの問題もあるが、別の方向に補正されると、色が狂うということだ。

-Blue(+Yellow).       +Red(-Cyan).
Dsc_1940-B. Dsc_1940R.
Dsc_1940G. Dsc_1940. Dsc_1940-G.
+Green(-Magenta).       Normal.       -Green(+Magenta).
Dsc_1940-R. Dsc_1940B.
-Red(+Cyan).       +Blue(-Yellow).



暗すぎ、明るすぎの画像も、ある程度の補正が可能です。
銀鉛(フィルム)写真の場合は、黒く潰れているより、明るく飛んでいるほうが救いやすいですが、デジタルの場合、白飛びの補正には限界があります。その為、カメラの設定も、やや暗めに写るようになっています。

暗めの補正
0 +1 +2 +3 +4 +5
Dsc_0005g0. Dsc_0005g1. Dsc_0005g2. Dsc_0005g3. Dsc_0005g4. Dsc_0005g5.

白飛びの補正
0 -1 -2 -3 -4 -5
Dsc_1853g0. Dsc_1853g1. Dsc_1853g2. Dsc_1853g3. Dsc_1853g4. Dsc_1853g5.
Dsc_1803g0. Dsc_1803g1. Dsc_1803g2. Dsc_1803g3. Dsc_1803g4. Dsc_1803g5.
フィルムスキャナー
Nikon Capture 4
ネガフィルムの性質とスキャンの仕組み


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新規作成日:2003年2月22日/最終更新日:2004年1月4日