海上保安庁 救護士
本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。
救護士
救護士は、海上で発生した傷病者等に対し、迅速かつ的確な救助を行うために、平成15年4月1日、函館、美保、鹿児島航空基地に発足していた。
海上保安庁では、近年の沿岸海域で多発する漁船、プレジャーボート等の海難及び海浜部で発生する人身事故の状況等を踏まえ、より迅速かつ的確な救難体制を強化する一環として置かれたもの。
救急救命技能やヘリコプターの機動性を活用した救助技術などを持った救助・救急の専門の航空基地職員で、海難や海上での傷病者等が発生した場合、救護士が直ちにヘリコプターにより現場に急行し、
・ヘリコプターからの降下による人命の救助
・救助した傷病者を病院等に引き継ぐまでの救急救命処置その他適正な応急処置
等を行い、また、不審船事案への対応等で職員が負傷した場合に、迅速な救護にあたることが可能となった。
新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2005年1月18日