海上保安庁 機動防除隊(NST)
本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。
機動防除隊(NST)
NST: National Strike Team
機動防除隊(NST)は、海上に流出した油、有害液体物質、危険物等による海上災害が発生した場合、直ちに現場に急行し、防除措置並びにこれらの措置に関する指導、助言及び調整等を行う専門家集団として、平成7年4月1日に、第三管区海上保安本部内に発足した。
その後、たび重なる活動実績が認められ、平成10年度に横浜機動防除基地が設置され、日本各地で発生する事故への対応体制をとっている。
現在の隊員は12名。
全国各地で発生する海難等により海上に排出された油、有害液体物質、危険物等の防除措置や海上火災に対する消火及び延焼防止措置に関し、現場において技術的な指導・助言を行う。
平時においては、事故対応に必要な研修・訓練を行うほか、排出油防除協議会等での講習会の講師を努めるなどして油防除を中心とした海上防災に関する知識の普及に努めている。
また、近年国際協力業務として海上防災に関する高度の知識と技術を活用した支援及び訓練をフィリピンやインドネシアなどの国々に対して行っている。
編成
横浜機動防除基地
基地長
調整係
第1機動防除隊 4名
第2機動防除隊 4名
第3機動防除隊 4名
(各機動防除隊は、主任防除措置官1名と、防除措置官3名からなる)
業務
1 事故対応
@油流出事故
A有害液体物質、危険物流出事故
B海上火災事故
2 訓練、研修
3 調査、研究
4 講習会
5 国際協力
機動防除隊員
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機動防除隊バン
人員資材輸送に使用される。
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機動防除隊トラック
資材輸送に使用される。
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油回収装置
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油処理剤空中散布装置
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大型充気式オイルフェンス
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新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2004年12月10日