2004.10.14 横浜港 薬物海上取締りセミナー MADLES2004 海上取締りデモンストレーション
本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。
2004.10.14 横浜港 薬物海上取締りセミナー MADLES2004 海上取締りデモンストレーション
2004年10月14日、横浜港外の東京湾中ノ瀬航路付近において、巡視船艇11隻、航空機2機が参加して、薬物海上取締りセミナー「MADLES2004」海上取締りデモンストレーションが実施された。
「薬物海上取織セミナー(MADLRES2004)」は、世界的に深刻な昨今の薬物情勢を懸念して国連麻薬委員会で採択された国連決議「海上における薬物不法取引のための国際協カの強化」などにもとづき、国土交通省のODA事業として東京で聞催するアジア13カ国等の海上保安機関及び薬物取締機関の実務者責任者レベルによる「薬物海上取締セミナー(MARlTlME DRUG LAW ENFORCEMlENT SEMlNAR 2004/MADLES2004)」として、海上保安庁の呼ぴ掛けにより、10月12日(火)から14日(木〉までの3日間、開催された。
「薬物海上取織セミナー(MADLRES2004)」デモンストレーションは、薬物海上取織セミナー(MADLRES2004)」の一環として、海上での密輪取締りのオベレーションに関する技術移転、密輪に関する情報交換の重要性についての認識浸透をコンセプトとして、第三管区海上保安本部で、「デモンストレーションを実施された。
訓練展示内容は、「外国関係機関からの覚せい剤密輪情報により、捜査中のところ、東京湾で暴カ団所有のプレジヤーポートが、外国貨物船から覚せい剤を洋上取引することが判明した。」との想定の下、海上保安庁の巡視船及び航空機により、当該海域の隠密監視を行うとともに、洋上取引を確認後、密輪容疑船舶を捕捉し、容疑者を逮捕するまでの過程を展示した。
実施項目
(1)巡視船艇及び航空機による密輪容疑船の隠密監視
(2)密輸容疑船による海上での薬物の取引状況確認、証拠の採取
(3)巡視船艇及び航空機の連携による密輪容疑船の追跡、停船手続き
(4〉巡視艇2隻の強行接舷による挟撃捕捉、規制隊員の移乗による制圧
(5)薬物の予試験、押収、被疑者の逮捕
PL31「いず」OIC室における、薬物海上取締りセミナーMADLES2004 海上取締りデモンストレーションのブリーフィング
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[写真は択一]
ヘリによる上空からの監視
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[写真は省略可]
浦賀水道を北上侵入する容疑船「S船」の、ヘリテレによる赤外線映像
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容疑船による瀬取り。左の白い船「S船」が物件を洋上に流し、右側の船「あわ丸」が揚収している。
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逃走する容疑船「あわ丸」の、ヘリテレによる赤外線映像
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[写真は択一]
容疑船追跡。ヘリによる支援を受け、3隻の巡視艇が追跡する。
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2隻の巡視艇による挟撃、強行接舷、係官の移乗。巡視艇(右側)のマストには、停船命令を意味する「L」旗が揚げられている。
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訓練終了後の、ヘリと巡視艇による連携のデモンストレーション。
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新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2004年11月21日