航行援助センター

航行援助センター

航行援助センターでは、航路標識の保守・運用及び対外行政事務、船舶気象通報業務及びディファレンシャルGPSの保守・運用、そして許可及び簡易標識の指導監督も行っている。

かつて、燈台守という映画にも代表されるように、各灯台には、灯台局の職員が配置され、風雪にも耐えながら灯台の保守管理を行っていた。
そして、これを支えるため、灯台補給船という役割の船もあった。
航路標識測定船の理論的代替船となったLL01「若草」がそれであり、初代南極観測船となった「宗谷」も、当初はこの任務についていた。
その後、灯台機器の信頼性の向上により、次第に灯台は無人化され、代わって航路標識事務所において、維持管理されることとなって行った。
そして近年の行政改革、効率化策により、見直しが行われ、航路標識事務所は順次統合廃止され、業務は管区本部などにおかれる航行援助センターによって、引き継がれている。
また、2005年6月15日 第八管区の舞鶴、敦賀、境、浜田の各海上保安部に沿岸監視隊(CWT)が創設され、油流出や密漁などの警備救難事案の初動捜査にも対応する。






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新規作成日:2005年8月29日/最終更新日:2005年8月29日