航路標識事務所
本項は 「海上保安庁パーフェクトガイド」掲載用として整理したものをもとに掲載しており、更新なき場合、2005年3月のデータにもとずいています。
また、掲載出版内容と異なる部分も多々あります。
新規作成日:2005年5月7日以前を最終更新日としているものは、準備資料のまま内容の更新がないことを示しています。
航路標識事務所
航路標識事務所では、航路標識の保守・運用及び対外行政事務、船舶気象通報業務及びディファレンシャルGPSの保守・運用、そして許可及び簡易標識の指導監督も行っている。
かつて、燈台守という映画にも代表されるように、各灯台には、灯台局の職員が配置され、風雪にも耐えながら灯台の保守管理を行っていた。
そして、これを支えるため、灯台補給船という役割の船もあった。
航路標識測定船の理論的代替船となったLL01「若草」がそれであり、初代南極観測船となった「宗谷」も、当初はこの任務についていた。
その後、灯台機器の信頼性の向上により、次第に灯台は無人化され、代わって航路標識事務所において、維持管理されることとなって行った。
そして近年の行政改革、効率化策により、見直しが行われ、航路標識事務所は順次統合廃止され、業務は管区本部などによって、引き継がれてゆかれることになってゆく。
新規作成日:2005年5月7日/最終更新日:2004年12月5日