Dcim0514-0523
2003.8.24、28 総合火力演習(御殿場) 夜間演習
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解説ビデオ
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*赤い枠で囲んだものが、本日の射撃実演。
アクティブ方式
自ら赤外線を出して探知する。
パッシブ方式
自ら光線などを発することなく目標の熱源または極めて弱い光を増幅して探知する。
陸上自衛隊の暗視装置は、射撃用偵察監視用・操縦用・行動用に区分され、各部隊がそれぞれの目的に応じた暗視装置を保有している。
偵察監視・行動用暗視装置
暗視双眼鏡
星明りなどの弱い光で照らされた目標の反射光を増幅する微光暗視のパッシブ方式で、敵からの探知は受けにくく、主に目標の捜索・監視・射撃効果の観測等に使用する。
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*人の映像
*車両やや戦車の違いが確認出来る
微光暗視眼鏡(V3)
通称「暗視ゴーグル」。微光暗視のパッシブ方式。性能は暗視双眼鏡とほぼ同じ。顔に固定し両手を自由に使うことができるので、主に監視・車両などの操縦に使用される。内蔵されている赤外発光ダイオードで暗闇の中で、手元の地図や文字を読むことができる。
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偵察隊装備の暗視装置 V4
目標の放射する赤外線を探知することにより、目標を発見することができるパッシブ方式。レーダーや微光暗視装置では発見困難な目標を敵から探知されることなく発見できる。近接偵察、監視、射弾観測に使用。
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*敵の攻撃の様子。
*戦車である事が判別
偵察隊装備の暗視装置 V7
V4と同じく近接偵察、監視、射弾観測に使用。赤外線パッシブ方式だがモニターによる監視が可能になった。
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射撃用暗視装置
照準用微光暗視装置
微光暗視のパッシブ方式。小銃・機関銃・無反動砲に取り付けられる。
75式照準用微光暗視装置
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*人の映像
*攻撃中の敵の様子
*射撃の様子
87式対戦車誘導弾暗視装置
発射機・レーザー照射機に取り付け、目標から放射される赤外線を探知する赤外線パッシブ方式。
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*敵の戦車が稜線を越えてきた
*白い部分がマフラー
*射撃の様子
89式装甲戦闘車照準用暗視装置
熱線映像方式で、目標やその周辺から放射される赤外線を映像に変換し、温度差を増幅して映し出すサーマルセンサーによる赤外線パッシブ方式で、日中の霧や煙幕などの視界不良の時にも使用できる。
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*複数の車両が稜線を越えてきた。戦車と装甲車の区別が出来る
*低い倍率でみた装甲車
*高い倍率
*射撃の様子
87式偵察警戒車照準用暗視装置
微光暗視のパッシブ方式。
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*稜線から敵車両が現れる
*射撃の様子
74式戦車照準用暗視装置
赤外線で目標を照らして映像化する赤外線アクティブ方式。
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*車両が稜線を越えてきた
90式戦車照準用暗視装置
サーマルセンサーによる赤外線パッシブ方式で、夜間においても移動する目標を自動的に追うことができる。照準具はモニター方式で車長席・砲手席に装備されている。
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*敵戦車が現れ、左が装甲車
富士総合火力演習の夜間射撃はこれらの暗視装置を使用し、小銃などの小火器・対戦車ミサイル・装甲戦闘車・戦車などで総合的な射撃を行う。
夜間射撃開始
目的 夜間における各種火器の射撃要領・戦闘の様子を理解してもらう
夜の富士山を背景に参加部隊配置の説明
会場左より87式対戦車誘導弾・小銃班・携帯対戦車弾・84mm無反動砲・89式装甲戦闘車・74式戦車・90式戦車
射撃目標
74式戦車の白色投光。
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青の台 距離400m 小銃、機関銃、携帯対戦車弾、84mm無反動砲の目標地域
赤の台 距離400m 機関銃の目標地域
黒の台 距離500m 戦車、89式装甲戦闘車の機関銃の目標地域
2の台 距離1000m 81mm迫撃砲の目標地域
3の台 距離1100m 74式戦車、87式対戦車誘導弾、89式装甲戦闘車35mm機関砲の目標地域
4の台 距離1400m 90式戦車、89式装甲戦闘車35mm機関砲の目標地域
3段山 距離3000m 特科火砲、120mm迫撃砲照明弾の目標地域
第一部(暗視装置を使用した射撃)
・微光方式による小銃班の射撃 (目標:青の台手前)
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・赤外線パッシブ方式による90式戦車の射撃 (目標:4の台)
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・赤外線パッシブ方式による87式対戦車誘導弾の射撃 (目標:3の台)
・赤外線パッシブ方式による89式装甲戦闘車の35mm機関砲の射撃 (目標:3の台)
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・赤外線アクティブ方式による74式戦車の射撃 (目標:3の台)
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第ニ部(各種戦場照明・照明下の射撃)
各種戦場照明・照明下の特科火砲の射撃・照明下の対戦車火器の射撃
各種戦場照明
戦場照明は主に砲迫の照明弾射撃のほか、84mm無反動砲・科学加工品・照明機材で行う。この戦場照明により昼間と同様の戦闘行動が可能になる。
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・小銃班 照明筒発射式(地上から点火して打ち上げる。高さ120mに達する。40,000カンデラで最長30秒間照らせる。1カンデラ=100ワットの蛍光灯の明るさ)
・84mm無反動砲 照明弾(高さ200mで破裂し650,000カンデラで最長30秒間照らせる。)3の台を照明
・81mm迫撃砲 照明弾(高さ250mで破裂し1,000,000カンデラで最長30秒間照らせる。)2の台を照明
・120mm迫撃砲 照明弾(高さ500mで破裂し1,600,000カンデラで最長60秒間照らせる。100mの高さで照らされる地域は東京ドーム内の明るさとほぼ同じ) 3段山を照明
・155mmりゅう弾砲 照明弾(高さ500mで破裂し2,000,000カンデラで最長70秒間照らせる。) 2段山右を照明
・120mm迫撃砲の照明下で特科火砲の射撃 (目標:3段山)
・84mm無反動砲の照明下で74式戦車の射撃 (目標:3の台)
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・84mm無反動砲の照明下で携帯対戦車弾の射撃 (目標:青の台)
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第三部(防禦における火力戦闘)
畑岡地区において陣地防禦する増強普通科中隊が敵の夜間攻撃に対して行う防禦戦闘要領を想定
状況開始
・偵察部隊の報告によると砲迫に支援された敵部隊は三段山方向から戦闘展開しわが方に接近中
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・わが方は120mm迫撃砲の照明下で特科火砲による攻撃準備破砕射撃を行う (目標:3段山)
・3の台、4の台付近まで接近した敵は戦車などの支援のもと突撃態勢を整え引き続き攻撃
・わが方は敵の攻撃を止めるため戦車・89式装甲戦闘車が暗視装置を使用して射撃を行
う。 (目標:3の台)
・さらに戦車・装甲戦闘車が照明下に陣地侵入し接近する敵に対し射撃を行う
・74式戦車が4の台に現れた敵に対して射撃する (目標:4の台)
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・89式装甲戦闘車が4の台に現れた敵に対して射撃する (目標:4の台)
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・敵が戦車と歩兵が協力し、わが方に突撃
・わが方は突撃破砕射撃を行う。
89式装甲戦闘車の進入
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・全隊撃て!
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状況終わり
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点検射(試射)
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新規作成日:2003年8月31日/最終更新日:2003年8月31日